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――ラズの手記 その5 ~魔法(前編)~
魔法、それは聖なる力。
魔法、それは未知への冒険。
魔法、そしてそれは勇気の証!
今回は魔法について。
色々な表現があるけど基本的には
トンデモ設定を有効にする不思議な合言葉。
…と言うのは創作における魔法の定義で
もっと古くは宗教的な意味合いになってくる。
たとえば豊穣の祈りや雨乞いの儀式など、
古来の巫女が行ったのも当時の人達から見れば魔法。
中世の魔女狩りや魔女裁判は、
ある特定の宗教が他の宗教を根絶するために
他宗教の宗教儀式を悪魔と関わりのある儀式…
つまり魔術的意味合いで弾圧したもの。
悪魔召還の魔方陣なんかは典型的な魔法。
異世界との道を結ぶ術を魔法と見ると
悪魔と一緒にカテゴリー分けされる事が多い
妖怪や妖魔や空想上の生物も魔法に分類分けされる。
占星術や風水術、タロットなどの占いも、
先見や予見、予言などという意味合いで
魔法として定義される場合がある。
様々な国の祭りなどで太鼓や笛、鐘を打ち鳴らすのは
音には魔を払う意味合いがあるから。
また、ある国には言霊と言う考え方があり、
発せられる言葉には力があると考えられた。
不吉な言葉は忌み言葉とされ、祝いの席では避けられる。
言葉…特に持って生まれた名前には大きな力が宿ると言われ、
名前はその人物の性格成形に大きく影響する。
名前は呪術など、相手を縛る力に転用される。
と、まあ。
魔法、魔術、魔道、仙術、妖術、呪術、
法力、神通力、言霊に超能力など。
国や宗教、時代などで呼び方は変わるものの
古今東西さまざまな事象に「魔」や「呪」と言う言葉や
結びつけは出てくる。
事象は様々だけど、定義付けの基は単純。
人が通常起こすことが出来ない超常現象を総称して呼んだ。
そう、「魔法」と。
一方で、奇術・手品など『タネのある不思議』も
魔術と言う呼び方をする。
手品は魔術と区分するために奇術と呼ぶ場合もある。
魔術と奇術は似て非なる存在でありながらも
密接に繋がりがある。
例えば、大昔の降雨の祈祷では大々的に火を焚いたりした。
長期に渡り大掛かりに火を起こせば空気に対流が出来る。
先人の知恵とも言えるけど、
大掛かりなタネ(理由)がある。
でもこれは奇術とは言わない。魔術。
舞台のショーなどで魅せるカードトリックや
出現・消失を基とした錯覚を利用したトリック。
これらを奇術と言う。
つまりタネのある魔術を
エンターテイメイント化したのが奇術。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「高度に発達した科学は魔法と区別がつかないとの名言もあるように」
「魔術にしても奇術にしても、
卓越した修練の上に成り立った技術」
「魔法や魔術の線引きはあいまい。
人を超越した力として、主に宗教関係で利用された。
人は自分の理解を超えたものに対し畏怖する動物」
「超常現象を起こす力が魔法。
超常現象を起こす技術が魔術。
断言は出来ないけど、イメージ的にはこんな分け方」
「線引きがあいまいだから、もちろん悪用する人もいた」
「例えば『言葉の魔術』。
錯覚を利用した詐欺師の領分」
「そう例えば…」
■リンゴの問題■
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが居ます。
Aさん、Bさん、Cさんが100円づつ出して、
Dさんに300円のリンゴを買いに行ってもらいました。
八百屋さんではリンゴは50円引きで売られていたので、
Dさんはお釣りの50円のうち、お駄賃として20円もらい、
Aさん、Bさん、Cさんに10円ずつ返しました。
つまりAさん、Bさん、Cさんは
結局、各々90円ずつ出し合ったことになります。
つまり三人合わせて270円を出しました。
ところがDさんが手にしたのは20円だけです。
…。
おや?
残りの10円はどこに消えてしまったのでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
[日記補記]
この文章はラズPが勝手に書いたもので、
あらゆる宗教団体や秘密結社と関わりはありません。
しかし…最初は偽島の魔法の定義について書くつもりが
現実世界でも出てくるわ出てくるわ…。
結局日記分割となりました、ちゃん。
ファンタジーのインチキ魔法定義は次回です。
※参考文献…
ウィキペディア 便利だねっ
※リンゴの問題…
答え、サライががめた(嘘
有名な錯覚問題です。原点(初出典)が何処かは不明
魔法、それは聖なる力。
魔法、それは未知への冒険。
魔法、そしてそれは勇気の証!
今回は魔法について。
色々な表現があるけど基本的には
トンデモ設定を有効にする不思議な合言葉。
…と言うのは創作における魔法の定義で
もっと古くは宗教的な意味合いになってくる。
たとえば豊穣の祈りや雨乞いの儀式など、
古来の巫女が行ったのも当時の人達から見れば魔法。
中世の魔女狩りや魔女裁判は、
ある特定の宗教が他の宗教を根絶するために
他宗教の宗教儀式を悪魔と関わりのある儀式…
つまり魔術的意味合いで弾圧したもの。
悪魔召還の魔方陣なんかは典型的な魔法。
異世界との道を結ぶ術を魔法と見ると
悪魔と一緒にカテゴリー分けされる事が多い
妖怪や妖魔や空想上の生物も魔法に分類分けされる。
占星術や風水術、タロットなどの占いも、
先見や予見、予言などという意味合いで
魔法として定義される場合がある。
様々な国の祭りなどで太鼓や笛、鐘を打ち鳴らすのは
音には魔を払う意味合いがあるから。
また、ある国には言霊と言う考え方があり、
発せられる言葉には力があると考えられた。
不吉な言葉は忌み言葉とされ、祝いの席では避けられる。
言葉…特に持って生まれた名前には大きな力が宿ると言われ、
名前はその人物の性格成形に大きく影響する。
名前は呪術など、相手を縛る力に転用される。
と、まあ。
魔法、魔術、魔道、仙術、妖術、呪術、
法力、神通力、言霊に超能力など。
国や宗教、時代などで呼び方は変わるものの
古今東西さまざまな事象に「魔」や「呪」と言う言葉や
結びつけは出てくる。
事象は様々だけど、定義付けの基は単純。
人が通常起こすことが出来ない超常現象を総称して呼んだ。
そう、「魔法」と。
一方で、奇術・手品など『タネのある不思議』も
魔術と言う呼び方をする。
手品は魔術と区分するために奇術と呼ぶ場合もある。
魔術と奇術は似て非なる存在でありながらも
密接に繋がりがある。
例えば、大昔の降雨の祈祷では大々的に火を焚いたりした。
長期に渡り大掛かりに火を起こせば空気に対流が出来る。
先人の知恵とも言えるけど、
大掛かりなタネ(理由)がある。
でもこれは奇術とは言わない。魔術。
舞台のショーなどで魅せるカードトリックや
出現・消失を基とした錯覚を利用したトリック。
これらを奇術と言う。
つまりタネのある魔術を
エンターテイメイント化したのが奇術。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「高度に発達した科学は魔法と区別がつかないとの名言もあるように」
「魔術にしても奇術にしても、
卓越した修練の上に成り立った技術」
「魔法や魔術の線引きはあいまい。
人を超越した力として、主に宗教関係で利用された。
人は自分の理解を超えたものに対し畏怖する動物」
「超常現象を起こす力が魔法。
超常現象を起こす技術が魔術。
断言は出来ないけど、イメージ的にはこんな分け方」
「線引きがあいまいだから、もちろん悪用する人もいた」
「例えば『言葉の魔術』。
錯覚を利用した詐欺師の領分」
「そう例えば…」
■リンゴの問題■
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが居ます。
Aさん、Bさん、Cさんが100円づつ出して、
Dさんに300円のリンゴを買いに行ってもらいました。
八百屋さんではリンゴは50円引きで売られていたので、
Dさんはお釣りの50円のうち、お駄賃として20円もらい、
Aさん、Bさん、Cさんに10円ずつ返しました。
つまりAさん、Bさん、Cさんは
結局、各々90円ずつ出し合ったことになります。
つまり三人合わせて270円を出しました。
ところがDさんが手にしたのは20円だけです。
…。
おや?
残りの10円はどこに消えてしまったのでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
[日記補記]
この文章はラズPが勝手に書いたもので、
あらゆる宗教団体や秘密結社と関わりはありません。
しかし…最初は偽島の魔法の定義について書くつもりが
現実世界でも出てくるわ出てくるわ…。
結局日記分割となりました、ちゃん。
ファンタジーのインチキ魔法定義は次回です。
※参考文献…
ウィキペディア 便利だねっ
※リンゴの問題…
答え、サライががめた(嘘
有名な錯覚問題です。原点(初出典)が何処かは不明
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