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思えば第7回、戦闘開始台詞に困って
洒落で鹿の解説をしたのが始まりでした。

以来、キャラの性格付けのため
ずーっと戦闘前解説を続けています。
(役に立ってるかは不明…凄く…徒労の気がします…)
(内容的にはウィキペディアを参考にする場合が多いです。
 さすがに、まんまコピペはしていませんが)

いい加減文章量が溜まってきたので
ここらで一挙公開してみます。

…こ、更新するネタが無いからじゃないんだからね!





■第7回 vs鹿

ラズ「鹿と言う動物は、分類上は草食動物だけど」
 実はかなり戦闘力に富んだ動物」

「その武器は角。
 倭の国のMIYAJIMAやNARAの鹿は、
 安全の為に角を切断してるだけ」

「鹿は通常群れで行動する。
 鹿の闘いは群れを守る闘い。
 命がけだから強い」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「…これ、ペットにする?」

 

■第8回 vs巨大蟻

ラズ「蟻。群生の昆虫。肉食。その武器は強靭な顎と針。
そう、和の国では生息しないため知らない人も多いけど、実は針を持つ蟻のほうが多い。
生態といい骨格といい蜂に類似する。他の種族に対して排他的で、非常に攻撃的。
偽島の巨大蟻は1~2匹で行動していることから偵察蟻と思われる。幸いにも針は持ってない」

ラズ「蜥蜴は面倒なので省略」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「アルゼンチン蟻は木材に乗ってやってきた。
この子達もいつか別の世界に行くかもしれない」

 

■第9回 vs甲殻蚯蚓

ラズ「蚯蚓。ミミズ。環形動物門貧毛綱に属する動物。
見た目には分かりにくいけど体表には各体節ごとに頑丈な剛毛が生えてる。
蚯蚓はこの剛毛を地面に引っかけて前進する。

蚯蚓の外皮が柔らかいのに土を掘れるのは、
体内で体腔液の水圧を掛けることにより、身体全体の強度を増してるから。

甲殻蜥蜴と言っても実際に甲殻を持っているのではなく、
剛毛の密度が高く、さらに内圧を増しているもの考えられる。」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「某ハンバーガーショップの都市伝説にあるように、蚯蚓肉は立派に食用」

 

■第11回 vs巨大ハムスター

ラズ「ハムスター。キヌゲネズミ亜科に属する齧歯類の総称。愛玩用が有名だけど野生種は乾燥地帯に生息し、通常は地中に生息している。ここ確かに砂地」

ラズ「厚い毛皮を持ち、基本的に雑食。あのサイズなら2m前後しかない個体も捕食の対象だと思う」

ラズ「つまり私達」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「…飼わないからね?」

 

■第12回 vsサンドジェリー

ラズ「サンドジェリー。平たく言えば魔法生物。形状としてはクラゲに近い。クラゲは刺胞動物門に属する動物のうち、浮遊生活をする種の総称」

ラズ「多くの場合、傘の下部中心部に口のような器官がある。傘の淵には触手を持っており、触手にある刺胞には獲物に注入する毒をもっている。これを用いて動物性の餌を採る」

ラズ「浮遊しているだけのイメージがあるけど、実は多くのクラゲは傘周囲に環状筋があって、傘の閉開を繰り返すことで移動することも可能。何らしかの要素で大気中に『浮いて』いると思われる」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「あと言い忘れたけど」

ラズ「クラゲを食用にしてる文化もある。…食べる?」

 

■第13回 vs一角獣

ラズ「ユニコーン。一角獣。様々な伝説を持つ幻獣。特徴は眉間に生えた角」

ラズ「神秘性と純潔の象徴とされ、清らかな乙女の前にのみ現れる…と言うのは美化された伝説。美化される前の伝説では獰猛で好色、角で相手を突き殺し、野菜畑を踏み荒らすと言う話も」

ラズ「乙女の前に現れると言うのは好色の現われ。さて、この子はどっち?」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「一角獣の角に解毒作用がある…と言うのは伝説じゃなくて実話。ただしそれは一角獣ではなくてウニコールの歯が原典。毒物が酸性やアルカリ性を帯びていた場合、歯が変色することからこの伝説が生まれた」


■第14回 vsビッグキャメル(1)

ラズ「キャメル。哺乳類・ウシ目・ラクダ科・ラクダ属」

「ラクダと言えばコブ。中に水…じゃなくて脂肪が詰まっている。この脂肪、エネルギーの蓄えだけではなく断熱材としての効果もある」

「長期間、水分の補給なしで行動が可能。ただし、補給するときは80リットルとか一気に飲んだりする。この特異性がコブの中に水が詰まってる説を呼んだ。でも実際はコブは脂肪。では水は何処に行ったか? 実はラクダは血中の水分が異様に多い。通常の動物では赤血球が破裂する量の水を血中に確保している」

「さらには体温を上昇させて水分の排泄を防ぐ機能も。この極限までカスタマイズされた異質な体質は環境適応能力の結晶。ただ戦闘種としては特化されていない。だから気をつけるべきはその強靭な生命力と運搬用に使われる無尽蔵な体力」

「体力勝負…。ふれあ。あとよろしく」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「ちなみにラクダ肉も食用にしている地域がある。その地域では安価な食材で、価格面以外では人気が無い。塩辛く酸味が強くそのままでは癖が強すぎるから。観光客には概ね好評なところを見ると、とりあえず食べてみる分にはいい?」

「どちらかと言うと乳の方が食材に向いてる。ラクダの乳は栄養素が高く、それでいて実は脂肪分が少ないため健康にとてもいい」

「…死んだら乳はもう取れないけど」

 

■第15回 vsビッグキャメル(2)

ラズ「ラクダの肉は硬くて臭みが強い。
 この肉の攻略方法は長時間漬け込む事。
 長時間漬け込むことで臭いも取れ肉の柔らかさも増す」

「そうなると独特の食感がある高級肉に早変わり。
 料理技術の発達してない地域だと底辺で、発達した地位だと
 最高級品になる不思議な食材」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「あ、そうそう」

「ラクダは草食動物にしては珍しく牙を持ってるから気をつける」

 

■第17回 vsアリッサ&メグリサ

ラズ「アリッサ&メグリサ。水の宝珠の守護者。
   その使命は閉じられた時間の中で
   有資格者の資格を確認する事」

ラズ「守護者の名に違わず、強力な水のスキルを行使する。
   だが行動は単一で、それをどう対処するかが試験」

ラズ「…ごめん、半分嘘」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「…やはりオリジナルではなくてレプリカ。
   でも増幅媒体としてはこれで十分」

水芸 プシューアイシクル を初修得しまし…た…たぶん…

 

■第18回 vsジャイアントタラバ

ラズ「タラバガニ。エビ目ヤドカリ下目タラバガニ科に分類される甲殻類の一種。通常は食用に珍重され、分布域の沿岸では重要な水産資源の一つ。カニに良く似た形状からカニと名付けられたけど、生態上はヤドカリに分布」

「全身が短いとげ状突起でおおわれる。5対の歩脚のうち、第1歩脚は鋏脚で、右の鋏が左より大きい。第5歩脚は小さくて鰓室に差し込まれており、鰓の掃除をする役割がある。このため外見はほぼカニだけど、脚が3対しかないように見える。色は背中側が暗紫色、腹側が淡黄色。赤い色は茹でた色。食卓限定」

「ちなみにカニじゃなくてヤドカリだから縦方向にも移動する。注意」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「タラバと言う名前はタラ場…つまりタラの生息する漁場で取れることを意味する」

「『ジャイアントタラバ』はタラバ『ガニ』とは明言してないので実は全然違う外見の可能性も…」

 

■第19回 vsワラピー

ラズ「ワラピー。フクロネズミ目有袋類カンガルー科の中で特に小型の個体を指す」

「某3D格闘ゲームでボクシンググローブを付けたカンガルーが居る。これは大型のアカカンガルーがモデル。両手を器用に繰り出して殴る様がボクシングに似ていたことから来ており、本場でもボクシングと比喩される。この島のワラピーもアッパーカットや黄金の右などボクシング技を多用することから、これの類似生物と推測される」

「ちなみにアカカンカンガルーは足技も使う。尻尾を支えにして繰り出す前蹴りは内臓破裂させるほどの威力があり、むしろこっちが必殺技なので注意」


◇◇◇戦闘後◇◇◇

ラズ「…が、前途の話はWalla『b』yの話であり、この島の生物はWalla『p』y。まったく異なる生物なのかもしれない」


■第20回 vsスカイスピリット

ラズ「ラズ「スカイスピリット――
   ある地方の静かな冬の空に現れるオーロラの事」

「直訳すれば空の精霊や空の魂になるので
 こっちの意味合いが強いかも。と言うか――」

「撤収準備――危険」

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