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■前回のおさらい
◇目次…ラズの手記(Blog内)
http://nekomail.blog.shinobi.jp/Entry/158/
■一歩進んだ戦闘設定
前回は非接触ターンについて詳しく書きました。
少しでも理解の足しになっていれば幸いです。
さて、今回はいよいよ応用編です。
『自分SP○%以下』条件による分岐設定について
説明していきたいと思います。
◇目次…ラズの手記(Blog内)
http://nekomail.blog.shinobi.jp/Entry/158/
■一歩進んだ戦闘設定
前回は非接触ターンについて詳しく書きました。
少しでも理解の足しになっていれば幸いです。
さて、今回はいよいよ応用編です。
『自分SP○%以下』条件による分岐設定について
説明していきたいと思います。
■『自分SP○%以下』設定おさらい
まずはSP○%以下設定のおさらいからです。
この設定は『第○行動目』などの設定と違い、
『SP○%以下(○=50)』の条件を満たす限り
何度でも発生する設定です。
つまり、非接触~数ターンでSPを半分使い
以後は特定のスキルを(SPの許す限り)何度でも
使えるようになります。
通常この設定は、平穏などのSP回復手段と
併用して使用します。
◇例・平穏Lv1装備(1ターンのSP回復量10)の場合
設定8 自分SP50%以下 マジックミサイル
マジックミサイルのSP消費は10なので、
相手に妨害されない限り永久に使用可能です。
◇例・平穏Lv2を2つ装備(1ターンのSP回復量50と仮定)の場合
設定8 自分SP50%以下 ウーンズ
ウーンズのSP消費は60なので、
SPが無くなるまでウーンズが使用可能です。
(2回行動しないかぎり1ターンのSP-10≒かなり長い間使用可能)
SP指定設定は、長期戦には必須とも言えます。
この設定を理解しているかいないかで、
戦闘の難易度に大きな開きが出てくるでしょう。
■SP指定の分岐設定
ただし、上記の方法では【平穏のSP回復量に近いスキル】
までしか使用することが出来ないでしょう。
無理に設定すれば数回は使えるでしょうが、
SPが尽きればそこからは通常攻撃になってしまいます。
そこで活きてくるのがSP指定の分岐設定です。
まずはこちらの例をご覧下さい。
◇例・平穏Lv1装備(1ターンのSP回復量10)の場合
設定7 自分SP○%以下 マジックミサイル
設定8 自分SP50%以下 ウーンズ
これが分岐設定の例になります。
設定7の○には
『SP50%に指定したスキル÷自分のMSP』が入ります。
(このMSPは体力などのMSP増加系付加を加算した最終値)
※例えば、MSPが500なら60÷500=0.12(=12%)
つまり○には12が入ります。
このように設定することで…
SPが50%以下になるとウーンズを撃ち始め、(上記の例の場合)
SPが60以下になったらマジックミサイルを撃ち始めます。
■TIPS/分岐設定の注意点
非常に便利な分岐設定ですが、
設定7と8を入れ替えると実は正しく動きません。
詳しい説明は後述しますが、難しいことが苦手な方は
定型として覚えてしまった方がいいかもしれません。
軽いスキルが上で「重いスキルの消費SP÷MSP」%
重いスキルが下で50%です。
■TIPS/分岐設定の分岐付近の挙動
細かい話になりますが上記の例の場合、
SP60『以下』なので「SP60」の場合はマジックミサイルを撃ってしまいます。
SP11%で指定した場合は
60以上 …ウーンズ
56~59 …通常攻撃
55以下 …マジックミサイル
となります。
どちらにもメリットデメリットがあるので取捨選択になりますが、
慣れない内はこの部分は忘れても良いです。
■分岐設定の使い道・その2
先の例では大技と小技の組み合わせを紹介しました。
私も良く使う優秀な設定ですが、この設定にはもうひとつの
使い道があります。
◇例・平穏無し
設定7 自分SP○%以下 ソウルブレン
設定8 自分SP50%以下 リアライズ・ヨーウィ
ソウルブレンはSPを回復するスキルです。
この手のSP回復系のスキルを組み合わせることにより
大技→SP回復→SP回復→SP回復→大技
などと言うループを作成することが可能です。
(平穏が無くても実行可能ですし、平穏があればループが短くなります)
攻撃系のキャラの場合SP回復する暇があったら
通常攻撃した方が良い場合もありますが…
「回復に専念したい場合」「召喚で押し切りたい場合」
「高命中(高威力)の技に頼りたい場合」
など、特定の大技に頼った戦闘をする場合に役立つことでしょう。
(もちろんSP回復系のスキルを持っていることが前提になります)
■TIPS/どうしてSP50%が上だと動かないの?
もっともな疑問です。
が、少々難しい話になりますので…
難しい話が苦手な方は「仕様です」とだけご理解下さい。
偽島の戦闘設定は設定1から順番に処理されています。
一部例外を除き、上に設定した方が優先順位が高くなります。
そして、行動順が来るたびに上から順に判定を行います。
◇サンプル
MSP864+平穏Lv2x2(1ターンSP回復56)
設定1 非接触ターン アナザーライフ
設定2 非接触ターン 仮初の活力
設定3 非接触ターン 銀世界
設定4 第1行動ターン ブリザード
設定5 第2行動ターン フリーズ・サイ
設定6 SP18%以下(155以下) フォースヒーリング
設定7 SP50%以下 エクシキューター
◇実際の判定
非接触ターン(前半)
→設定1判定→判定ON→アナザーライフ→設定1に終了済
非接触ターン(前半)
→設定1判定→終了済
→設定2判定→判定ON→仮初の活力→→設定2に終了済
非接触ターン(前半)
→設定1判定→終了済
→設定2判定→終了済
→設定3判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定4判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定5判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定6判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定7判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定8判定→非接触ターン(前半)ではない
→該当せず・判定終了
非接触ターン(後半)
→設定1判定→終了済
→設定2判定→終了済
→設定3判定→銀世界→設定3に終了済&後半は1回までなので判定終了
非接触だけでもこのような判定がされています。
(上から順に設定8まで判定されるので、
例えば設定8に非接触を追加してもきちんと処理されます)
◆問題部分の挙動
それではこの挙動を踏まえた上で
設定6設定7を抜き出してみましょう。
設定6 SP18%以下(155以下) フォースヒーリング
設定7 SP50%以下 エクシキューター
◇SP450の場合(52%)
→設定6判定→SP18%以上なので該当せず
→設定7判定→SP50%以上なので該当せず
→設定8判定→該当無し・通常攻撃
◇SP400の場合(46%)
→設定6判定→SP18%以上なので該当せず
→設定7判定→SP50%以下→エクシキューター発動→判定終了
◇SP100の場合(11%)
→設定6判定→SP18%以下→フォースヒーリング発動→判定終了
◇SP10の場合(1%)
→設定6判定→SP18%以下→フォースヒーリング(SP不足)→通常攻撃→判定終了
このような動きになります。
ポイントは、SP不足でも判定には合格していること。
つまり、逆順にするとこうなるわけです。
◆逆順にした場合
それではこの挙動を踏まえた上で
設定6設定7を抜き出してみましょう。
設定6 SP50%以下 エクシキューター
設定7 SP18%以下(155以下) フォースヒーリング
◇SP450の場合(52%)
→設定6判定→SP50%以上なので該当せず
→設定7判定→SP18%以上なので該当せず
→設定8判定→該当無し・通常攻撃
◇SP400の場合(46%)
→設定6判定→SP50%以下→エクシキューター発動→判定終了
◇SP100の場合(11%)
→設定6判定→SP50%以下→エクシキューター(SP不足)→通常攻撃→判定終了
◇SP10の場合(1%)
→設定6判定→SP50%以下→エクシキューター(SP不足)→通常攻撃→判定終了
はい、このようになります。
設定6で判定が終了してしまい、設定7が判定される事はありません。
不思議な挙動に見えるかもしれませんが、仕様です。
少々ややこしい話になりますが、この挙動を理解出来れば
HP指定も無駄なく組み込むことが出来ると思います。
どうにも理解出来なければ、定型で覚えることをお勧めします。
―――――――――――――――――――――――――――――
<<第8回 [初心者講座] 第10回>>
まずはSP○%以下設定のおさらいからです。
この設定は『第○行動目』などの設定と違い、
『SP○%以下(○=50)』の条件を満たす限り
何度でも発生する設定です。
つまり、非接触~数ターンでSPを半分使い
以後は特定のスキルを(SPの許す限り)何度でも
使えるようになります。
通常この設定は、平穏などのSP回復手段と
併用して使用します。
◇例・平穏Lv1装備(1ターンのSP回復量10)の場合
設定8 自分SP50%以下 マジックミサイル
マジックミサイルのSP消費は10なので、
相手に妨害されない限り永久に使用可能です。
◇例・平穏Lv2を2つ装備(1ターンのSP回復量50と仮定)の場合
設定8 自分SP50%以下 ウーンズ
ウーンズのSP消費は60なので、
SPが無くなるまでウーンズが使用可能です。
(2回行動しないかぎり1ターンのSP-10≒かなり長い間使用可能)
SP指定設定は、長期戦には必須とも言えます。
この設定を理解しているかいないかで、
戦闘の難易度に大きな開きが出てくるでしょう。
■SP指定の分岐設定
ただし、上記の方法では【平穏のSP回復量に近いスキル】
までしか使用することが出来ないでしょう。
無理に設定すれば数回は使えるでしょうが、
SPが尽きればそこからは通常攻撃になってしまいます。
そこで活きてくるのがSP指定の分岐設定です。
まずはこちらの例をご覧下さい。
◇例・平穏Lv1装備(1ターンのSP回復量10)の場合
設定7 自分SP○%以下 マジックミサイル
設定8 自分SP50%以下 ウーンズ
これが分岐設定の例になります。
設定7の○には
『SP50%に指定したスキル÷自分のMSP』が入ります。
(このMSPは体力などのMSP増加系付加を加算した最終値)
※例えば、MSPが500なら60÷500=0.12(=12%)
つまり○には12が入ります。
このように設定することで…
SPが50%以下になるとウーンズを撃ち始め、(上記の例の場合)
SPが60以下になったらマジックミサイルを撃ち始めます。
■TIPS/分岐設定の注意点
非常に便利な分岐設定ですが、
設定7と8を入れ替えると実は正しく動きません。
詳しい説明は後述しますが、難しいことが苦手な方は
定型として覚えてしまった方がいいかもしれません。
軽いスキルが上で「重いスキルの消費SP÷MSP」%
重いスキルが下で50%です。
■TIPS/分岐設定の分岐付近の挙動
細かい話になりますが上記の例の場合、
SP60『以下』なので「SP60」の場合はマジックミサイルを撃ってしまいます。
SP11%で指定した場合は
60以上 …ウーンズ
56~59 …通常攻撃
55以下 …マジックミサイル
となります。
どちらにもメリットデメリットがあるので取捨選択になりますが、
慣れない内はこの部分は忘れても良いです。
■分岐設定の使い道・その2
先の例では大技と小技の組み合わせを紹介しました。
私も良く使う優秀な設定ですが、この設定にはもうひとつの
使い道があります。
◇例・平穏無し
設定7 自分SP○%以下 ソウルブレン
設定8 自分SP50%以下 リアライズ・ヨーウィ
ソウルブレンはSPを回復するスキルです。
この手のSP回復系のスキルを組み合わせることにより
大技→SP回復→SP回復→SP回復→大技
などと言うループを作成することが可能です。
(平穏が無くても実行可能ですし、平穏があればループが短くなります)
攻撃系のキャラの場合SP回復する暇があったら
通常攻撃した方が良い場合もありますが…
「回復に専念したい場合」「召喚で押し切りたい場合」
「高命中(高威力)の技に頼りたい場合」
など、特定の大技に頼った戦闘をする場合に役立つことでしょう。
(もちろんSP回復系のスキルを持っていることが前提になります)
■TIPS/どうしてSP50%が上だと動かないの?
もっともな疑問です。
が、少々難しい話になりますので…
難しい話が苦手な方は「仕様です」とだけご理解下さい。
偽島の戦闘設定は設定1から順番に処理されています。
一部例外を除き、上に設定した方が優先順位が高くなります。
そして、行動順が来るたびに上から順に判定を行います。
◇サンプル
MSP864+平穏Lv2x2(1ターンSP回復56)
設定1 非接触ターン アナザーライフ
設定2 非接触ターン 仮初の活力
設定3 非接触ターン 銀世界
設定4 第1行動ターン ブリザード
設定5 第2行動ターン フリーズ・サイ
設定6 SP18%以下(155以下) フォースヒーリング
設定7 SP50%以下 エクシキューター
◇実際の判定
非接触ターン(前半)
→設定1判定→判定ON→アナザーライフ→設定1に終了済
非接触ターン(前半)
→設定1判定→終了済
→設定2判定→判定ON→仮初の活力→→設定2に終了済
非接触ターン(前半)
→設定1判定→終了済
→設定2判定→終了済
→設定3判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定4判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定5判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定6判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定7判定→非接触ターン(前半)ではない
→設定8判定→非接触ターン(前半)ではない
→該当せず・判定終了
非接触ターン(後半)
→設定1判定→終了済
→設定2判定→終了済
→設定3判定→銀世界→設定3に終了済&後半は1回までなので判定終了
非接触だけでもこのような判定がされています。
(上から順に設定8まで判定されるので、
例えば設定8に非接触を追加してもきちんと処理されます)
◆問題部分の挙動
それではこの挙動を踏まえた上で
設定6設定7を抜き出してみましょう。
設定6 SP18%以下(155以下) フォースヒーリング
設定7 SP50%以下 エクシキューター
◇SP450の場合(52%)
→設定6判定→SP18%以上なので該当せず
→設定7判定→SP50%以上なので該当せず
→設定8判定→該当無し・通常攻撃
◇SP400の場合(46%)
→設定6判定→SP18%以上なので該当せず
→設定7判定→SP50%以下→エクシキューター発動→判定終了
◇SP100の場合(11%)
→設定6判定→SP18%以下→フォースヒーリング発動→判定終了
◇SP10の場合(1%)
→設定6判定→SP18%以下→フォースヒーリング(SP不足)→通常攻撃→判定終了
このような動きになります。
ポイントは、SP不足でも判定には合格していること。
つまり、逆順にするとこうなるわけです。
◆逆順にした場合
それではこの挙動を踏まえた上で
設定6設定7を抜き出してみましょう。
設定6 SP50%以下 エクシキューター
設定7 SP18%以下(155以下) フォースヒーリング
◇SP450の場合(52%)
→設定6判定→SP50%以上なので該当せず
→設定7判定→SP18%以上なので該当せず
→設定8判定→該当無し・通常攻撃
◇SP400の場合(46%)
→設定6判定→SP50%以下→エクシキューター発動→判定終了
◇SP100の場合(11%)
→設定6判定→SP50%以下→エクシキューター(SP不足)→通常攻撃→判定終了
◇SP10の場合(1%)
→設定6判定→SP50%以下→エクシキューター(SP不足)→通常攻撃→判定終了
はい、このようになります。
設定6で判定が終了してしまい、設定7が判定される事はありません。
不思議な挙動に見えるかもしれませんが、仕様です。
少々ややこしい話になりますが、この挙動を理解出来れば
HP指定も無駄なく組み込むことが出来ると思います。
どうにも理解出来なければ、定型で覚えることをお勧めします。
―――――――――――――――――――――――――――――
<<第8回 [初心者講座] 第10回>>
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