忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

――ラズの手記 その1 ~妖精族~

唐突に異種族に関して書いてみる。
ファンタジーの異種族の代表格と言えばエルフ。




数々の民謡や伝承にも登場し、
さらには多くの作品にも転用される。

出典の多くは妖精や精霊として描かれている。

エルフと言えば長い耳のイメージがあるが、
最初の出典では耳が少しとがっていただけ。

ある作品を境にエルフ=耳の長い種族としてのイメージが定着した。


また、エルフ=妖精と言う表現は多く使われるが、
妖精=エルフと言うわけではない。

広義的にはエルフに始まりドワーフやドリアード、
ピクシーやニクシー、果てやバンシーやセイレーン、ゴブリンなど、
魔物に分類されそうなものまで妖精として定義される。


そもそも妖精とは、自然界において迂闊に踏み込むと危険な
地域を伝えるために、自然の驚異の象形としてしての面を持っている。

森の中で迷う、そのまま助からないと言った事実を
妖精にかどかわされる、妖精に連れ去られると言う表現を使い
森の危険性を警告したのが各地に伝わる民謡や伝承だ。


森と言う世界が、当時の人々にとって危険だが
生活とは切っては切れない領域であった為。

踏み込んではいけない境界に区切りをつけるのに
人の手に届かない、人とはかけ離れた存在である
妖精に関する伝承が作り出されたのだと思う。


一方で人に幸運を与える、
人々に好意的な妖精の伝承もあるけど…これはまた別の話。


さて、エルフだけど森をルーツにするだけあって
森の守護者や森の番人といった、自然の守護者的な
描かれ方をされる場合が多い。

――――――――――――――――――――――――――――――――

「森を開拓する人間と、森の守護者たるエルフの戦いという
 作品は数多く存在するし」

「その中でも、特に森との繋がりが強調的に描かれている作品では
 エルフは植物として登場したりする」

「その作品の中では他の種族も特徴的で、特にトロールは
 他種族を捕食する脅威の存在」

「その捕食の様からエルフが野菜と呼ばれていたり」

「歩行雑草と親戚だね」


と言う話を妖精族にしたら、しこたま殴られた。





■■■■
■補記■
■■■■

それっぽいことを書いてますが中身は創作です。
信用して他で話すとバカを見ますので注意。

※ある作品を境に…
 TRPGにも映画にもなった某海外作品が最初ですが、
 爆発的に広がったのは日本の小説(こちらもTRPG・OVA化)です。
 「耳の長いエルフ」でググれば出てくると思います。

※エルフは野菜…
 こちらを海外のTRPG(日本でも販売されました)が出典です。
 神話をモチーフにした世界観で、カルトな人気がありました。
 「エルフは野菜で、ドワーフはロボット」だけでなく、
 「神と悪魔の違いは、代償を先払いか後払いか」など、
 数々の逸話を残した名作です。

 「エルフ 植物 神々」でググれば出てくると思います。
 ググってて気が付いたのですが、「野菜村」も「野菜妖精」なのですね。
 これも言うと殴られそう。



>>次回予告『ラズの手記 その2 ~獣人族~』
>>次回予告『ラズの手記 その2 ~日記の書き方~』

 ※需要がありそうなので番外編に緊急差し替え。
  獣人族の話は「その3」を予定。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新CM
[11/24 カリア(管理者)]
[11/24 スマートフォンユーザ]
[05/02 カリア(管理者)]
[05/02 通りすがり]
[04/07 カリア(管理者)]
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
Copyright(C) カリア通信 All Rights Reserved