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――ラズの手記 その1 ~妖精族~
唐突に異種族に関して書いてみる。
ファンタジーの異種族の代表格と言えばエルフ。
唐突に異種族に関して書いてみる。
ファンタジーの異種族の代表格と言えばエルフ。
数々の民謡や伝承にも登場し、
さらには多くの作品にも転用される。
出典の多くは妖精や精霊として描かれている。
エルフと言えば長い耳のイメージがあるが、
最初の出典では耳が少しとがっていただけ。
ある作品を境にエルフ=耳の長い種族としてのイメージが定着した。
また、エルフ=妖精と言う表現は多く使われるが、
妖精=エルフと言うわけではない。
広義的にはエルフに始まりドワーフやドリアード、
ピクシーやニクシー、果てやバンシーやセイレーン、ゴブリンなど、
魔物に分類されそうなものまで妖精として定義される。
そもそも妖精とは、自然界において迂闊に踏み込むと危険な
地域を伝えるために、自然の驚異の象形としてしての面を持っている。
森の中で迷う、そのまま助からないと言った事実を
妖精にかどかわされる、妖精に連れ去られると言う表現を使い
森の危険性を警告したのが各地に伝わる民謡や伝承だ。
森と言う世界が、当時の人々にとって危険だが
生活とは切っては切れない領域であった為。
踏み込んではいけない境界に区切りをつけるのに
人の手に届かない、人とはかけ離れた存在である
妖精に関する伝承が作り出されたのだと思う。
一方で人に幸運を与える、
人々に好意的な妖精の伝承もあるけど…これはまた別の話。
さて、エルフだけど森をルーツにするだけあって
森の守護者や森の番人といった、自然の守護者的な
描かれ方をされる場合が多い。
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「森を開拓する人間と、森の守護者たるエルフの戦いという
作品は数多く存在するし」
「その中でも、特に森との繋がりが強調的に描かれている作品では
エルフは植物として登場したりする」
「その作品の中では他の種族も特徴的で、特にトロールは
他種族を捕食する脅威の存在」
「その捕食の様からエルフが野菜と呼ばれていたり」
「歩行雑草と親戚だね」
と言う話を妖精族にしたら、しこたま殴られた。
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■補記■
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それっぽいことを書いてますが中身は創作です。
信用して他で話すとバカを見ますので注意。
※ある作品を境に…
TRPGにも映画にもなった某海外作品が最初ですが、
爆発的に広がったのは日本の小説(こちらもTRPG・OVA化)です。
「耳の長いエルフ」でググれば出てくると思います。
※エルフは野菜…
こちらを海外のTRPG(日本でも販売されました)が出典です。
神話をモチーフにした世界観で、カルトな人気がありました。
「エルフは野菜で、ドワーフはロボット」だけでなく、
「神と悪魔の違いは、代償を先払いか後払いか」など、
数々の逸話を残した名作です。
「エルフ 植物 神々」でググれば出てくると思います。
ググってて気が付いたのですが、「野菜村」も「野菜妖精」なのですね。
これも言うと殴られそう。
>>次回予告
>>次回予告『ラズの手記 その2 ~日記の書き方~』
※需要がありそうなので番外編に緊急差し替え。
獣人族の話は「その3」を予定。
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